・リグヴェーダの、太陽のマントラやその瞑想に関して
・108回自然に唱えることが出来るようになった時について
など、書いてみたいと思います。
練習し始めた頃は、集中して108回唱えることができるようになると思いもしませんでしたが、
イメージし唱えているうちに自然と行うことができるようになっていて、最初は自分でも驚きました。
呼吸の質を深め、深く長い呼吸で行うことが大切です。
〈太陽のマントラ〉
om bhur bhuvah svah
tat savitur varenyam
bhargo devasya dhimahi
dhiyo yo nah prachodayat
サンスクリット語は様々な意味で訳されますが、このマントラの、シンプルで本質的な意味を学ぶ機会に恵まれました。
太陽が目の前にある状態、
太陽が輝きすべてのものを光照らしている状態、
その強い光は自分にも当たっていて、ハートにもすべてに当たっている状態、
自分もハートの光で周りを照らしている状態(を認識する・思い出す)
このような意味として捉えます。
練習方法は、声に出して唱える方法と、声に出さず意識で行う(心の中で唱える)練習方法、音に乗せた練習と、一つの音で行う方法などあります。
「108回唱えることができるようになりたい」と思っていた時には決して実践出来なかったのですが、
日々瞑想に取り入れるうちに、ある日気づけば音にのせて108回を心地よく唱えることが出来るようになっていました。
〈瞑想を練習するときの呼吸法〉
どんな瞑想も、心地の良い姿勢で、瞑想の練習を深めやすい呼吸法で呼吸を深めて行います。
浅い呼吸の時には雑念が浮かびやすいですが、古典的な瞑想テクニックでは、1回の呼吸が30 秒、1分、2分、3分‥と続くような長い呼吸となっていき、その心地よい呼吸で行うことで、雑念が浮かばない状態で瞑想を行うことができるようになっていきます。
肺や身体に余計な緊張や苦しさのない状態、肺に制限のない呼吸で
身体の中に巡っている血液に含まれる酸素の量が十分にあるとゆっくり吸ってゆっくり吐くことができます。リラックスしていることが大切です。
心地よく瞑想を行うために、呼吸法の上達は大切です。
マントラ瞑想ではさらにマントラも、一節ごとに浮かべながら行います。
〈力を抜いて深い呼吸とともに疲れを癒していく時間〉
言葉であらわせることには限りがありますが、
身体・心・頭の中がより心地よく落ち着き、
瞑想の時間も、大いなる意識との繋がりを体感していく時間、瞑想後も、その状態が続いているという感じです。
日常も、変化がありながらも神聖な心を持つことを大切に、
この心地よさで生活していきたいです。
【いつ練習を行う?】
歩いている時など、いつも、いつでも行うことが出来ます。声に出さず、心の中で唱えるマントラはどんな体調の時も行えます。浄化を済ませて余計な思考が働いていない、神聖な意識で行いましょう。
om bhur bhuvah svah
tat savitur varenyam
bhargo devasya dhimahi
dhiyo yo nah prachodayat
オーン ブー(ル) ブヴァスヴァハ
タッサヴィトゥー ヴァーレーニョ(ャ)ン
バルゴー ディーヴァ(ッ)スヤ (ディーヴァッシャ) ディーマヒー
ディーヨー ヨーナ プラチョーダヤ
唱えているのに近い音を書いてみました。
【まずは3日間、3回から。マントラ瞑想の108回の次の数や、数え方を、私の先生から教えていただきました。瞑想の上達法は】
A,U,Mの音だったり、ブラフマー,ヴィシュヌ,シヴァを表したり、ヨガでは3は安定性を表すと言われています。声に出す練習は3回を3日連続して続けることから始めました。
同じ瞑想、好きな瞑想を繰り返し練習することが瞑想上達の鍵となります。(私のいちばん最初に練習を続けた瞑想は、ダイエットにも最適な瞑想法でした。それを繰り返し練習し、行うことができるようになってきたのちにガーヤトリーマントラは練習しています。)
瞑想を練習したい方には、アーサナ(ヨガのポーズ)を行うこと、呼吸法を行うことも大切です。
108回が自然に行うことが出来るようになったら、次の段階があります。教えていただいたこの数を大切に練習を続けていきたいと思います。生徒さんで、練習が深まってきた方はぜひご質問くださいね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます✨
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