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    1.ウディヤナバンダ練習法

    ウディヤナバンダの細かな行い方については様々な考え方がありますので、今日はその中のひとつのやり方をご紹介しています。

    ・肩幅かそれ以上の足幅で立った状態から始めます。
    ・鼻から吸って、口から
    ハァーと全部吐ききって、膝の近くの腿に手を置きます。
    この時、手をしっかり腿に置き、上半身を支えます。
    ・この時呼吸は吐いてとめた状態です。
    ・呼吸をとめた状態で、肩をすくめるようにして、顎を少し引き喉をロックして、ジャーランダラバンダを行います。
    ・ウディヤナバンダを引き上げましょう。
    (意識を向け内臓を引き上げます。この時お腹が凹んでいるように見えます。(圧を使っている状態。))


    この時息をとめたまま引き上げてホールドしています。
    ・ホールドが終わったら(呼吸がしたいと思ったタイミングで)引き上げを開放して、息を吸い楽な姿勢に戻りましょう。

    ◯ウディヤナバンダは内臓の引き上げにも役立ちます。
    ・下腹やウエストの引き締め
    ・内臓下垂の予防にも。

    〈なぜバンダ(ムーラバンダ、ウディヤナバンダ、ジャーランダラバンダ)を行うのか?〉
    エネルギーを内側で巡らせるためにナディをきれいにする。そのためにバンダを行います。

    生理中、妊娠中、お腹の調子が悪い方は、ウディヤナバンダやナウリの練習は行わないようにしましょう。

    2.ナウリの準備
    今日はナウリの準備のひとつについてをご紹介します。4種類のナウリ練習法についてはスタジオで練習していきますね。

    ウディヤナバンダが行われてから、
    腹直筋を前に出す練習法です。

    ウディヤナバンダと同じように、
    ・肩幅かそれ以上の足幅で立ち、
    ・鼻から吸って、口から
    全部吐ききって、腿にしっかりと手を置きます。
    ・呼吸をとめた状態で、ジャーランダラバンダを行います。
    ・ウディヤナバンダを引き上げましょう。
    呼吸はとめたままホールドし、ウディヤナバンダを引き上げたまま
    腹直筋を前に出します。
    (ここから、複数の方法で腹直筋を動かす練習をしたり、また、この練習とは呼吸のタミイングの違った練習法も行います。)
    ・引き上げを開放して、息を吸い楽な姿勢に戻りましょう。

    ウディヤナバンダでの内臓の引き上げや、腹直筋が前に出ることが難しいという方も多いようですので、まずは複雑なナウリの動きよりも始めに、それを練習していきましょう。
    スタジオでは、今日ご紹介したウディヤナバンダと、ナウリの準備についてをさらに詳しく、また、どなたにも行いやすい練習のコツなどお伝えしています。

    ヨガが皆さまの総合的な健康に役立ちますように♪

     

     

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    kurara

    kurara

    ヨガに出会って、大好きなヨガで独立。 初心者ヨガから、教科書には載っていないヨガを発信しています。初心者からでも卒業後のインストラクター活動率100パーセントのヨガスクール、イルソーレ主催。ヨガ講師養成・フィットネスクラブやその他施設のヨガ人材育成など、ヨガで夢を叶えるサポートを行っています。スタジオレッスン、講話、企業や病院等への出張、シニアヨガ記事の寄稿など行い、リトリートやワークショップ講座のご依頼等、出来る限りお応えするようにしています。

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