• ヨガ講師養成 北九州
    ハタヨーガプラディーピカー4-12.シッダ・アーサナ
    〈解釈〉
    ムーラダーラチャクラの近くに左足の踵が来るように、踵の上に座り、右の足をスワディシュターナチャクラの高さに踵が来るよう深く組みます。
    聖典では「顎を胸に確固として圧しつけ」「目は不動にして眉間を凝視」とあります。
    1-42には、「根・腹・喉の三処締めが、努力せずとも、おのずと起す。」
    という節があり、ハタヨーガプラディーピカーではこの3つのバンダのことを「バンダトラヤ」と呼ぶそうです。
    この3つのバンダを自然と、できるだけ努力なしで起こりやすくするために、(4-12のシッダアーサナでは吐いて止めるバヒヤクンバカの練習)
    聖典の訳とは少しことなりますが、顎は少しひき、目は閉じたまま意識を眉間に向けるのがクンバカもさらに快適に行いやすいと考えます。(1-41に記されているケーヴァラクンバカがより起こりやすいと考えます。)
    息をすべて吐ききり、
    座位で左の踵がある近くのムーラバンダ(骨盤底筋群)が軽く引き上がり、顎をひいていることでジャーランダラバンダやその他のバンダが行いやすくなり、
    息を吐いてクンバカ(止めるというよりも、吸っても吐いてもいない、且つリラックスした状態)していることにより、腹部の力を抜いていてもお腹が凹んでいき、自然とウディヤナバンダが行われます。
    快適な時間だけクンバカを行い、開放するタイミングで息を吸います。
    その後自然な呼吸に戻ります。
    ※足の組み方は、左右どちらで行うこともできる。
    日頃の過ごし方を大切に、毎日の瞑想練習(瞑想の呼吸法、概念を外した深く心地よい呼吸なども)やバンダ練習など練習を続けていることによって、座位での呼吸が快適に行いやすくなると考えます。
    吐いて止める呼吸法はいきなり行わず、様々な練習が十分に深まってから、指導者のもとで行いましょう。
    ハタヨーガプラディーピカークラスは、卒業生のみわ先生にご担当頂いており、膨大な知識を楽しく、難しい聖典も大変分かりやすくお伝えして頂ける素晴らしいクラスです。
    みわ先生のマニアックで深い聖典解読クラスに触れることによって、今回の記事を書いてみるきっかけとなり、感謝の気持ちです。
    次回は近日、13-2の座位パドマーサナやディヤーナムードラ、吸って止めるアンタハクンバカのことを文字に起こしたいと思います。
    インドの僧侶の方々の古くから伝えられている練習方法が、聖典を読むこと→心地よい実践として少しでも深めるために活きたことにも嬉しく思います。
    これからも、古典的な長く伝えられている知識も大切に触れる時間を持ち、ヨガや生活に活かしたいと思います。
    RYT300・RYT500の中の30時間、みわ先生の聖典研究講座や古武術講座は、今年は11月頃まで行われます。
    座学も楽しみたい方、ヨガの全貌を知りたいという気持ちのある方に大変喜ばれている講座です。
    ちなみに、こちらは横になったパドマーサナ。
    ハタヨーガプラディーピカーの中に出てくる代表的な15ポーズの一つ、両足を手で掴むバージョンの座位のパドマーサナの際、手で足が掴みやすくなるストレッチです。
    パドマーサナで手で足を掴んでいるタイミングでは、吐いて止めるバヒヤクンバカの練習が行われます。(座位で行われます。)
    今日も最後までご覧いただきありがとうございました✨

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    SPA IL Sole(少人数制ヨガスタジオ・ヨガ講師養成スクール スパ イルソーレ)

    【北九州発 RYS】(全米ヨガアライアンスRYT認定校)

    スパ イルソーレは、昨日よりも今日、今日よりも明日 お一人お一人が美人に輝く。少人数制ヨガスタジオ、ヨガ講師養成スクールです。楽しくヨガを続けるうちに痛みや不調、気になるところをスッキリ改善、続けるほど健康と美を手に入れ、いつも幸せな心になるヨガ

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    kurara

    kurara

    ヨガに出会って、大好きなヨガで独立。 初心者ヨガから、教科書には載っていないヨガを発信しています。初心者からでも卒業後のインストラクター活動率100パーセントのヨガスクール、イルソーレ主催。ヨガ講師養成・フィットネスクラブやその他施設のヨガ人材育成など、ヨガで夢を叶えるサポートを行っています。スタジオレッスン、講話、企業や病院等への出張、シニアヨガ記事の寄稿など行い、リトリートやワークショップ講座のご依頼等、出来る限りお応えするようにしています。

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