• ヨガ講師養成 北九州

    日頃からよく授業の中で8支則について触れますが、今日は8支則の中のひとつ、5項目目のプラティヤハーラについて実際の日常生活では例えばどのようなことを取り組むことができるのかについて身近なことを一部だけご紹介したいと思います。プラティヤハーラの意味は、
    「感覚をコントロールすること」と訳されますが、はじめて聞く方は感覚って何?どのようなことをコントロールするのだろう?と思われる方が多いかもしれません。

    【例えばこのようなこと】

    ・たくさんお喋りをしすぎない→余計なことを喋ることを少なくする(とくにネガティブなトークを減らすこと)。必要なことのみを話す。コンピューターに向かう時間を少なくする。・他の人のことなど、ジャッジしない
    など、このようなことをコントロールします。
    とくにネガティブなトークなどというのは、身体の隅々にまで張り巡らされているエネルギーチャンネルである「ナディ」(西洋医学で言えば神経のようなもの)に悪いとされています。ヨガではアーサナ(ポーズ)やプラーナヤーマ(呼吸法)や様々な浄化法を使ってこのナディの毒をキレイにするための方法が練習に含まれますが、日頃の行いも大切です。
    ネガティブなトークや悪口を言葉にするのは先にネガティブな思考をすることになります。悪い思考はいちばん直接的にナディに悪影響を与えますから、アーサナやプラーナヤーマでせっかく身体や器官やマインドを一生懸命浄化しても、必要以上にマインドを使うことで努力が台無しになってしまいます。
    頭で思考しすぎたり、コンピューターに向かいすぎたりすることによってナディが汚れ、それが様々な凝りや痛みとして身体にあらわれるという風にインドでは考えられており、その痛みや凝りの解消を含め身体や器官、マインドを浄化するために多くの人がヨガの練習を行っており、マインドを穏やかで静かにクールに保つためにこのプラティヤハーラの項目(、感覚を制御すること)を努力することも、瞑想の練習というだけではなく、心身の健康、マインドの健康のためにも大切な練習です。
    必要な分だけ感覚を使うことが、プラティアハーラの練習です。
    他には、例えばファスティングなどをたまに行うことも、消化器官にも良いですし、正しく行えば身体にも良いものです。
    身近なことでは
    夜中にお菓子を食べすぎないこと。
    味覚をコントロールすること。
    不必要なもの、悪いものを摂りすぎないこと。
    身体に良い食生活を心がけること。
    なども身近なプラティヤハーラです。
    8支則の中でもなかなか実生活に取り入れづらいと考えられがちな項目のひとつについて、少しでも身近に感じて頂けましたら幸いです。

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    kurara

    kurara

    ヨガに出会って、大好きなヨガで独立。 初心者ヨガから、教科書には載っていないヨガを発信しています。初心者からでも卒業後のインストラクター活動率100パーセントのヨガスクール、イルソーレ主催。ヨガ講師養成・フィットネスクラブやその他施設のヨガ人材育成など、ヨガで夢を叶えるサポートを行っています。スタジオレッスン、講話、企業や病院等への出張、シニアヨガ記事の寄稿など行い、リトリートやワークショップ講座のご依頼等、出来る限りお応えするようにしています。

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