• ヨガ講師養成 北九州

    今日はポーズをとる時のちょっとしたポイントをひとつお伝えします。

    以前より他県でヨガを続けられていて、最近、ヨガを本格的に学びたいという気持ちで小倉にいらっしゃっているkさんより✨いつも熱心な良いご質問を頂けて大変嬉しく思います。
    Q. 開脚前屈の時に膝の内側が痛いのは、足幅を開きすぎだからとかですか?無理してるからですか?
    膝をのばしすぎてるからでしょうか?昔から気になっています。

    A.
    足全体の力をうまく使えていない可能性があります。開脚のときに膝の内側が痛くならないようにアーサナをとるためのポイントはたくさんありますが、今日の記事ではその中のひとつの意識がけをご紹介しますね。

    →開脚の時、足全体の安定感を作ると、膝の内側の痛みなく動作が取れると思います。例えば座位の開脚前屈だと、膝から下の地面との接地面全体(ふくらはぎもしくはかかと。人によって変わります)をしっかり真下の地面に押すように前後の重心バランスを意識してアーサナをとります。
    上記を忘れないように行うことができると、内側の膝の痛みのない動作の練習に繋がります。腿やお尻よりもさらに膝から下への体重がけを意識がけると脚や体幹部がさらにしっかりと働くのが実感できると思います。

    さらに膝を痛めにくい最新情報→さらに動作を深めたい方は、床を押す感覚でなく、脛や腓腹筋が床から押される感覚を持ちましょう。

    ぜひいつもの動作と比べてみてくださいね。

    また、タダーサナの足裏(別記事参照)が出来ているかなどいつも見直してみましょう。大切なポイントです。

    どうしてもその動作で痛みがある時は無理に開脚ぜず、他の動作から練習します。

    〈膝を曲げることについて   身体が硬い場合〉
    また、ビギナーや身体が硬いと感じる方は、ご質問にあったように膝を完全に伸ばさずに、少し膝を曲げても問題ないです(上体が少しも前に傾かない場合。こういった場合のブランケットなどのプロップを置く最適な場所についても、教科書とは違う方法でお伝えしています。)。膝を曲げるようにゆるめると、お腹と腿を近づけて動作が行え、骨盤を立てたり前屈をしやすくなります。これも、きちんと足の力や腿の前面の力など使うことが大切です。座位の開脚前屈では膝頭を天井のほうに向けたままにしておきましょう。

    〈開脚の幅と可動域〉
    開脚で内腿や膝の内側にキツさを感じる場合は、これからの練習で身体が柔らかくなる可能性があります。(膝の内側ではなく内腿がキツい場合のためのトレーニングもありますので、こちらも気になる方はクラスでお伝えします。)
    開脚でお尻と腿の間の外側の違和感があれば、骨の形によってそれ以上の開脚は難しい場合が多いです。
    どちらの場合も頑張りすぎず、心地よく呼吸が続けられる動作から始めましょう。ストレッチの感覚を深めようとしすぎると身体が硬くなってしまうことがありますので、心地よさと呼吸を大切に。

    その他、内腿や外側の腿を進める方向、親指側と小指側の意識のワンポイントなど、
    クラスでお会いした方には足の使い方から一緒にじっくりと動作をとりながら、様々なポイントをお伝えしています♪また、前後に行えるポーズについても理解できるようになります。

     

    kさんからのコメント

    ありがとうございます。昔から開脚する時はそこにきてました。
    開脚の他の動作も気になります✨また、教えていただけると嬉しいです☺

    ありがとうございました♪

     

    今日はkさんの動作・柔軟性と体力など見てブログにご紹介しました。私のお気に入りの練習法です。私もヨガに出会ったばかりの頃は一時期、開脚前屈が出来ない時期がありましたが、この意識がけは役に立ちました。今心地よくできるポーズから選んで、日々の練習をしていきましょう♪体力が伴わないうちは、〈他の様々なポーズから練習するうちに〉、出来ないと思っていた動作も正しく心地よく、できるように変わっていきますよ。

     

    今までよりももっと、動作について様々な意識を持って練習の経験を深めてみたいと思っている方にお会いできることを楽しみにしています✨

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    kurara

    kurara

    ヨガに出会って、大好きなヨガで独立。 初心者ヨガから、教科書には載っていないヨガを発信しています。初心者からでも卒業後のインストラクター活動率100パーセントのヨガスクール、イルソーレ主催。ヨガ講師養成・フィットネスクラブやその他施設のヨガ人材育成など、ヨガで夢を叶えるサポートを行っています。スタジオレッスン、講話、企業や病院等への出張、シニアヨガ記事の寄稿など行い、リトリートやワークショップ講座のご依頼等、出来る限りお応えするようにしています。

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